うつ病の罹患率が増大している現状のなか、日本は、世界でも有数の精神病院数と入院患者のいる国である事を御存知だったか?
現状日本は、以前に比べ、保険点数におけるメリットが減少した事から、「社会的隔離」を目的とした精神疾患の入院は多少消耗した。
記憶は、
感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つに大幅に分類され(スクワイアの記憶分類モデル)、海馬はこの短期記憶をつかさどる部分である。
うつ病に於いては、脳の海馬領域での神経の損傷が実在するのじゃないか、と云う仮説である。そしてこの海馬の神経損傷の基盤には遺伝子レベルの問題が実在すると云われている。
うつ病は、その60パーセントから70パーセントは、6ヶ月レベルの治療で快復すると云われる。
思ったより短期の治療で快復する事症例が少なくない疾患と云えるかも知れない。
しかしながら、これ以外方で1年以上うつ状態がつづく症例が25パーセントレベルある事も失念してはいけない。絶対に全部の症状が容易に快復するわけじゃないのである。
また、一旦快復すればもう再発しない症例がある他方で、再発をくりかえす症例がある事も確かである。
ただ、DSM-IV-TR(精神疾患の分類と診察の手引き)の症状のみで決断するのは、客観的で、調査には適していると云えるが、臨床場面では、心理的誘引の評価も不可欠である。
むしろこちらのほうが治療的には重要な決断となると云われている。
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