うつ病もしくはうつ状態の分類としては、1:うつ状態そのものから分類する方法、と2:経過から分類する方法が有る。
1.うつ状態そのものから分類する方法には、大幅に分けて(1)症状の重傷度から区分する分類、と(2)
うつ病の成因から分類する方法が有る。
精神医学の領域に於いても、この「根拠に基づいた医療」の重要度が着目されている。治療介入とその結果の因果関係を確実にし、治療介入を実践する事の適切性を評価していくのである。
但し評価の元に成る結果は、数値で表す事の出きる生体データが主となる。これは他の医学領域では可能でも、精神科領域では困難な事が少なくないのが現実である。
その為重傷度を評価する評価スケールの点数や、自殺の有無、入院期間を治療結果を示す客観的データとして用いている。
他方、心理的葛藤に起因するとおもわれる心因性
うつ病のケースの場合は、その原因となった葛藤を解決し、環境を改善する等の対応が必要である。
ケースの場合に拠ってはその原因を取り除くとたちまち症状が改善する事もあるのである。
但しその
うつ病が内因性のものか、心因性のものかを決断するのは途方もなくむずかしいのが現状である。精神科医の助言に従う事が肝心である。
これら、他の疾患の一症状としてのうつ状態と疾患としての
うつ病はDSMの診察基準に拠って分類して扱われる。水準は、「死別反応以外の為、2週間以上にわたり毎日続き、生活の機能障害を呈している」と云う事である。
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