殊更に、12歳未満の児童期?12歳から17歳の思春期における
うつ病の治療法として、薬物療法と居並んで注目されているのが、箱庭療法と遊戯療法である。
そもそも箱庭療法は
うつ病体験を言語化する事が困難、もしくは成長段階に拠っては不可能な子供を対象としたものだったが、現状では成人の精神病治療にも広く活用されている。
働き盛りの年代の
うつ病の発症も問題であるが、社会的に注目すべきは子供の
うつ病かも知れない。
児童期、つまり12歳未満の
うつ病有病率は、0.5パーセント-2.5パーセント、更に、思春期以降の12歳-17歳では、2.0パーセント?8.0パーセントと云われている。
子供のケースの場合、殊更に
うつ病が軽症度のケースの場合、苛立つしたり、少々落ち込んでいるようにみえたりするのみで、
うつ病の体験を言語化しない事がよく有る。
子供の
うつ病治療に於いては、薬物療法としては少量の三環系抗うつ薬を少しずつ増量して投薬していく治療法が推奨されている。
また、環境的な見直しとして、親子関係の見直し、及び学校との綿密な連絡が求めれる。これ以外、子供のケースの場合は
うつ病体験を言語化する事が困難、不可能であると云う特徴点から、非言語的精神療法、例を挙げると遊戯療法や箱庭療法等を並行して実践する事も効果があると云われる。
認知療法の立場から
これは、その人の人生経験に於いて否定的な思考パターンが固定化していると云うものである。それは
うつ病の生起と関連があるのじゃないか、と云う仮説である。
PR