今まで、
うつ病の治療法としてその効果が証明されていたのは、電気けいれん療法だった。電気けいれん療法は、その効果及び安全性から保険が活用される。他方、近年のその適切性が臨床的に科学的に実証されてきているのが、薬物療法である。つまり抗うつ薬の投薬によるものである。
働き盛りの年代の
うつ病の発症も問題であるが、社会的に注目すべきは子供の
うつ病かも知れない。
児童期、つまり12歳未満の
うつ病有病率は、0.5パーセント-2.5パーセント、更に、思春期以降の12歳-17歳では、2.0パーセント?8.0パーセントと云われている。
子供のケースの場合、殊更に
うつ病が軽症度のケースの場合、苛立つしたり、少々落ち込んでいるようにみえたりするのみで、
うつ病の体験を言語化しない事がよく有る。
★認知行動療法
認知行動療法と云うのは、外界の環境をどう認識するかに拠って感情や気持ちをコントロールしようと云う治療法である。抑うつ的な気持ちの背後にある認知のゆがみを自覚し、是正する事を目的とする。
★精神療法
いわゆる「カウンセリング」と云われるものである。
子供のケースの場合、自身で症状を訴える事も困難であるだけでなく、自身で病院にかかる事は更に困難である。
周囲の大人達が子供の行動の変化や、少しばかりの体的な症状の訴えにもキッチリと耳を傾ける姿勢やポーズが、
うつ病・うつ症状を重傷化させないうえで肝心じゃないだろうか。
[PR]
トートバッグ かわいいスニーカーサンダル冷感 マスクエコバッグ 人気リュックサック 人気PR