アメリカの操作的診察基準である、DSM?IV?TR(精神疾患の分類と診察の手引き)をもちいた
うつ病の有病率の調査によると、ある時点で過去1ヶ月間に
うつ病と診察可能な状態にあった人の割合は、1.0パーセント-4.9パーセントで、平均して2.8パーセントだったと云う結果が示されている。
例を挙げると、食欲、体重、睡眠、体的活動性の4つの領域で、顕著な消耗もしくは増加が生じる事が有る。「食欲がなく体重も減り、眠れなくて、苛立つしてじっとしていられない」もしくは逆に「変に食欲がでて食べ過ぎになり、何時も眠たくて就寝してばっかりいて、体を動かせない」と云う訴えとして現れる。
★躁状態の惹起
うつ状態の患者に抗うつ薬を投薬すると、躁状態に成ると云うものである。これは疫学上の反証は有るが経験的に認識されている。
これ以外、抗うつ薬を服用すると気持ちが明るくなると云う事で、抗うつ薬を「ハッピードラッグ」として服用する例が近年、増大している。
前向きに生きる姿勢やポーズを誘う事を目的としての事だろうが、抗うつ薬の機能は途方もなく複雑で在り、深刻な副作用をもたらす事も有る。
安易な服用は脳の機能に変調をもたらす危険も有る。絶対に、専門医の決断に基づいた処方が必要である。
循環性格
クレッチマーが主張する性格である。社交的で親切、しかも温厚な性格である。しかしその反面、優柔不断で決断力に乏しい為に、社会の多種多様な場面で板ばさみにあいる。躁
うつ病の病前性格の1つじゃないか、と云われる。
但し
うつ病のイメージや、社会状況は変化するのなか、現実にはこのような性格に該当しない人達の中にも
うつ病を発症する人が増大している。ゆえにこのような性格をもってると云うだけでは全部の
うつ病の発症を解説出きない事は明白だろう。
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