アメリカの操作的診察基準である、DSM?IV?TR(精神疾患の分類と診察の手引き)によると、
うつ病と診察される為に必須とされる心理的な症状として、「抑うつ気持ち」と「興味・喜びの喪失」の二つを挙げている。
うつ病は心の病とされるが、現実、
うつ病のケースの場合、このような精神症状にプラスして「体的な症状」もみられる。
ソーシャル・スキルとは、社会のなかでごく普通に他人と交わり、生活していくのに必要な能力の事である。心理社会的能力、ライフスキル、もしくは「生きる力」と云われる事も有る。
国際連合の専門機関の1つである、WHO(世界保健機関)では、社会技能を「日常生活のなかで出逢う多種多様な問題や課題に、自身で、創造的でしかも効果ある対処の出きる能力」と定義している。
イギリスでは、PDHE(人格的、社会的健康教育)と称される教科を設定し、このような能力の育成を図ってる。
躁
うつ病躁
うつ病と云うのは、うつ状態と躁状態を代わる代わるくりかえす状態である。別名、双極性障害、もしくは双極性感情障害と呼称される。
双極性障害の生涯有病率は0.2パーセントから1.6パーセントとされる。
うつ病自体は、6パーセントから15パーセントと云われているから、それと比較すれば低めであるが、決して珍しい疾患とは云えないだろう。
根治は困難とされ、再発をくりかえす事が少なくないと云われる。その為生涯にわたって薬物投与による予防が求められる事が少なくないのが実情である。
うつ病の罹患率としては男性よりも女性のほうが罹患しやすいとされている。
さほど生活に支障をきたさないレベルの軽症のものもある他方で、自殺企図等がみられる重傷のものも有る。
また、うつ状態を示してはいても、これが
うつ病であるとは言い切れない事も有る。一過性の心理的なストレスという心理的負荷に起因するものや、統合失調症等他の疾患の症状としてうつ状態を示すもの、もしくは季節的な変化等のうつ状態のうち、
うつ病として扱われる為には、「2週間以上にわたり毎日続き、生活の機能障害を呈している」と云うあるレベル重度の状態を呈す事が診察の条件とされる。
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