うつ病の患者は、自尊心を失ってる事が少なくないと云う考えから、欧米の
うつ病治療では薬物療法と並行して、カウンセリングによる患者の自尊心の快復が実行されるのが一般的である。
また、パニック障害のケースの場合も、その症状の1つとしてうつ状態がみられる事が有る。
パニック障害と云うのは、つよい懸念感をメインの症状とする精神疾患の1つである。
パニックアタック、パニックディスオーダーとも云われる。
メインの症状としてはパニック発作、予期懸念、広場恐怖、二次的うつが有る。
この二次的なうつと云うのは、予期懸念や広場恐怖等で社会的に隔絶された状態がつづくなかで、自信を失ったり、ストレスという心理的負荷が累積してうつ状態に至るものである。
(2)
うつ病の成因からの区分
これは古典的な分類である。
★「心理的原因が確実でない内因性
うつ病」(狭義の「
うつ病」)と、
★「心理的原因が特定出きる心因性
うつ病」(狭義の「適応障害」)の2分法である。
重傷度と云う症状のみで決断するDSM(精神疾患の分類と診察の手引き)等の分類は、客観的である事から調査には適している。
但し臨床現場に於いてはなぜ
うつ病になったのか、と云う心理的原因の評価を欠かす事は出きない。
こちらのほうが治療を進めていくうえでは肝心と云えるかも知れない。なぜなら、心理的原因が特定出きるケースの場合(心因性
うつ病)、環境を改善する等、その原因を除去すればたちまち元気になれる可能性があるからである。
クライエントは、部屋に用意された多種多様なおもちゃ等を見回し、自身の世界を表現するのにピッタリとおもわれるものを選ぶ。例を挙げると、砂の上に貝殻を置き、葉っぱで飾る、その上に草花を一面に並べる、と云う時、初めの貝殻は死んだ世界、死・抑うつ・無気力を表し、その上を覆う花々は、華やかな外見の姿を示すとされる。表面と内面の落差を示していると理解される。
このような箱庭療法は何回かくりかえされ、急がずゆっくりとその回復を誘っていくのだ。
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