DSM-IV-TR(精神疾患の分類と診察の手引き)によると、
うつ病の主要症状として以下の二つが挙げられている。
★「抑うつ気持ち」
★「興味・喜びの喪失」
生物学的仮説
生物学的仮説としては、モノアミン仮説や、MRI等の画像診察所見に基づく仮説等が有る。モノアミン仮説と云うのは薬物の適切性から導かれたものである。
モノアミン仮説のなかでは、殊更にセロトニン仮説がよく語れる。
これは近年のSSRIとよばれるセロトニンの代謝に関係した薬物の売り上げ増加に結びつくものである。
これ以外近年では、海馬の神経損傷も語られる事も有る。但し臨床的な治療に大きな影響力をおよぼすほどの生物学的な基礎調査は実行されておらず、決定的な結論を得られるまでにはいたってない。
他方、「興味・喜びの喪失」とは、発病前まではエンジョイする事が出きていた事に楽しみを見出す事ができなくなる、感情が麻痺した状態をいう。「興味・喜びの喪失」に類似した症状には、「気持ちの低下と易疲労性」及び「集中力・思考力・決断力の低下」と云う状態が有る。
これらの症状をまとめると、「何をしても面白くなく、物事にとりかかる気力がなくなり、何もしていないのに疲労を実感してしまい、考えがまとまらずちっぽけな物事さえも決断出きない」と云う訴えに成る。
但し
うつ病の治療に於いては過度の励ましは自尊心の快復でなく、単なるプレッシャーをあたえるだけにならないよう注意する事が肝心である。プレッシャーは、事態をいよいよ悪化させる恐れがあるからである。
PR